40年の経験を、次のステージへ―自己を解放する新たな一歩

「定年退職を機に、新たな職場へと転職したが…」

私はこれまで40年にわたって看護職として働き続け、多くの経験を積んできました。しかし、今年の4月より新たな職場環境に入った際、それまでの経験をうまく活かせていないと感じることが多く、内向的な気質でストレスを抱えやすい自分にとって、過度な緊張感が一層強まることを自覚して苦しい気持ちを抱えていました。

そのような時に、Embraceのコーチングを知り、「更に成長できるのなら」と考えて受けてみることにしました。

内向型気質は感情を表に出すことや他者に頼ることが得意ではない

「自分は成長できているのか?」

新しい職場では、これまでの経験があった領域も久しぶりに手がけるため、手技に慣れず戸惑うことが多くありました。まるで新人のように、すべてがリセットされたように感じられ、これまで積み重ねてきたものが一度に無意味に思える瞬間が度々あり、自分の存在価値について悩むこともありました。

私は内向的な性格もあり、感情を表に出すことや他者に頼ることが苦手です。また、褒められても『リップサービスだろう』と感じてしまい、ポジティブな評価を素直に受け入れることができませんでした。この矛盾や、思いをうまく人に伝えられないもどかしさも抱えていました。

しかし、実際のセッションを通じて、このような自分の思考の偏りに気づき、少しずつ自己肯定感を高めていくプロセスを意識できるようになりました。

思考の転換を自分の中に落とし込むには時間が必要

「ありのままの自分を受け入れるのが難しい」

今回のコーチングを通じて、自己承認と自己受容が進むことで、自分を縛っていた無意識のストレスやプレッシャーから少しずつ解放され、より自然体でいられるようになったのは、大きな成果だと感じています。しかし、40年間働いてきた経験に確かな価値があると感じることは、まだ完全には自分の中で消化しきれていない部分もあります。

これまでの経験は意味があるものであり、それが今の私を支えていると頭では理解していても、未だ完全に落とし込めていない···これが次回以降の自分の課題だと感じています。

実際のセッションでは、コーチの方が私の話を否定せずにじっくりと聞いてくださることが、とてもありがたく感じられました。

そうした安心感の中で、自分の過去の経験が無意味なものではなく、今の自分の延長線上にあるものとして少しずつ認められるようになれることが、「生きづらさ」を感じる自分自身を楽にし、これからの成長にもつながると思います。

今後も引き続き、セッションを通じて自己理解を深め、成長していきたいです。よろしくお願い致します。

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