目次
Embrace ポエム
「私は、感じたままに生きていい」
嬉しいこと、悲しいこと、やるせないこと…
様々な感情は、やがて一本の糸になり
自分を纏う生地として織り込まれていく
自分の感情を否定せず
あるがままに抱きしめる
グラデーションが幅広いほど
色の深みも増すというもの
今日も私は
ひるまずに
自分らしさを身にまとい
軽やかに、ステップを踏む
月明かり
迷いの中で
進む道
向き合う闇は
自分の中に
ため息、ひとつ
空を見上げる
雨降り
いつもは苦手な
雨だけど
なんだか今日は
しっとりと
こぼれ落ちる水滴に
今の心を重ねたりして
流れ伝う雨粒に
そっと、指をあてがう
トワイライト
移りゆく
空の色
流れる時を
感じながら
今と昔を
行き来する
私もだいぶ
強くなったと
思うけど
それでもまだ
振り返ること
あったりして
そんな時に
あなたの声が
届くから
不思議な繋がり
感じる夕暮れ
絆
離れていても
共にあると
感じることができた時
人はなんて
強くなれるのだろう
涙を拭いて
また、こうして
前を向ける
言葉はなくても
伝わる安堵感
闇落ちしても
わたしは何度でも
自分の軸を取り戻す
変化の時
変わることで
生じる不安
変わらないことで
つきまとう不満
どちらにしても
進むためには
勇気が必要
期待ではなく
決めること
そしたら、あとは
振り返らずに
駆け抜けること
旅路
覚悟は何度も
ためされて
先にも進めず
後にも引けず
「今」を生き抜く
難しさ
迷走する
心のコンパス
行き先見えぬ
果てしない旅
これから何処へ
向かえばい良のか
移ろう景色に
心を重ねる
旅立ち
旅立つ前に
散りてなお
美しき
限りある命
いつ途絶えても
幸せだったと
悔いを残さず
ステップ踏んで
最後の姿を
ここに留める
風に舞い
姿を変えて
明日につなぐ
いつもの場所
ずっと読みたかった
本を持って
お気に入りの
カフェへ
平日休みは
待ち時間なく
ノンストレスで
定位置に座り
お気に入りの
ジンジャーティー
冷房効いた空間に
予防線を張る
まったり過ごす
午後のひと時
不安の渦
期待と不安は
背中合わせ
本当に大丈夫かな…と
下を向いたら
不安の渦に足元すくわれ
一歩も前には踏み出せず
ひとつひとつ
目の前に
湧き上がる現実を
あるがままに
受け止めていく
ひとまず
深呼吸して
小休止
悲観的な感情に
偏らないで
明日は明日の
風が吹くから
晒される弱み
人は
期待するから
裏切られる
他人は
自分の思うようには
動いてくれないし
それほど
相手のことなど
気にも止めていない
自分に自信が無いから
他者に依存する
今更だけど
イヤという程、現実に
他人軸が炙り出されて
ため息続く、この頃
これを超えたら
またひとつ
自分軸の成長
恐れは
自分を信じていない
サインと気づく
弱みは強みに
変えていける
機嫌取り
自分の機嫌は
自分で取る
そうは、言っても
気持ちが重くて
笑えないとき
素直に認めて
ゆっくり休む
目指すは
心も身体も
ゼロベース
今は、どうして?って思うこと
後から答え合わせして
笑顔になる時
必ずあるから
ぼちぼち
いこう
小さい自分
組織の中で
自分の存在
小さく感じて
周りの評価が
気になって
情けなさが
時々苛立ちに
変わったりして
すべては必然
ただ、有難いと
感謝できれば
波風は立たないのに
どうしようもなく
器の小ささ
自覚して
やるせなさに
下を向く
ポンコツ?
ポンコツだって
いいじゃない
だって、わたし
そんなあなたを
愛してる
鎧を纏って進む道
先が見えないと
不安でいっぱい
もたつく足は
前には進まず
他者のためなら
頑張れるのに
自分のためには
力が出ない
外からの視点が
自分を支え
人のためになる事
世間体は
我が身を守る
盾になる
愛する人の為に
矢面に立つ
それはそれで
幸せなこと
鎧で固めた
自分の心に
気がつくまでは
道半ば
随分、進んで
ここからは
自分の為に
歩みたい
鎧を外して
そう、思っても
もたつく足どり
他者からの
ラベルが多く
貼り付けられた
鎧は意外と
重たくて
HSPの独自の感性を生かしたポエム集 第二弾はこちらから
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