看護教員が、HSP専門コーチングを始めた3つの理由

「わたしの神経過敏は、生まれ持った性質だった」

こんにちは。HSPコーチ・カウンセラーのemiと申します。

今回は、私が「HSP専門コーチング」を提供するに至った背景について、看護教員というケアの専門職としての視点と、私自身の体験を交えながらお伝えいたします。

HSP(Highly Sensitive Person:敏感な気質を持つ人)について知った時、私はその気質を初めて「自分の一部」として受け入れることができました。その瞬間、まるで散らばっていた「点」が線で繋がり、核心に辿り着いたような安堵感を覚えました。そして、自分の特質を理解し始めたことで人生が大きく変わり、私の前には「自分らしい生き方」という新たな道が開かれたのです。

この道を歩む中で、HSPの気質を持つ人々が生きやすくなるサポートを提供したいと強く思うようになりました。こうした思いが、HSP専門コーチングを始めるきっかけとなり、今も多くの方々と共に歩んでいます

目次

「仕事だから、仕方ない」

──組織の中で、専門性を発揮しながら働いてきた私。しかし、トップダウンの体制や人間関係にいつも息苦しさを感じ、周りとの温度差に悩む日々が続いていました。

他の同僚は割り切って働き続けられるのに、なぜ自分には無理なのか?「わがまま」なのかと自己否定し、自分の至らなさを責めながら、何とか環境に馴染もうと努力を重ねていました。

自由な環境で自分らしく働きたいと願いながらも、変えられない現実に諦めていたある日、偶然目にした「HSP(Highly Sensitive Person:繊細な気質)」の記事。

読み進めると、全てが符号する衝撃!

「私はHSPだった…」

自分の性格や悩みにすべてが符号するとともに、自分が繊細気質だと気づいた瞬間、今まで不完全であった私の歯車が少しずつ動き始めました。

その後、HSPに特化したコンサルタントとの出会いがありました。このサポートを受け、自分の気質を理解し、自己認知から自己受容へ、そして自己実現へと進むプロセスを丁寧に歩む中で、少しずつ自分軸が定まり、自分らしい生き方を見出していったのです。

まるで体力づくりと同じように、マインドセットの強化には時間と専門的なフォローが必要だと実感しました。

「自分らしく、自由に歳を重ねていこう」

この経験を通じて私は、自分を縛っていたのは環境や他人ではなく、自分の内面だと気づきました。

自分らしく自由に生きるためには、自分を理解し受け入れることが第一歩。

その実感から、私と同じようにHSPの特質で悩む方々に向け、専門的なサポートを提供しようと決意したのです。

日本は欧米諸国に比べて、普段の生活の中でカウンセリングやコーチングなどのメンタルフォローを受ける人の割合が依然として低い傾向にあります。

その理由としては、未だカウンセリングは心の弱っている人が受けるもの、コーチングはスポーツ選手や経営者など社会的なステータスや経済的なゆとりのある人が享受するもの、さらに身体と違ってメンタルフォローに自己投資していく価値が見出せない等が挙げられると思います。

「出るくぎは叩かれる時代から、出ないと埋もれていく時代」

しかし、カウンセリングをはじめとしたメンタルフォローは、自分の価値を再認識する場として、未来に向けたウェルビーイング(Well-being)の一助になることは明らかです。

また、実際にコロナ禍以降は、激変する社会構造の中で、マインドセットの重要性に気づき、「自己実現」に向けたコーチングなどのメンタルフォローに自己投資をする一般の方々が増えてきていることも事実です。

「HSP(繊細気質の人)の取り扱いはグレーゾーン…」

近年、発達障害(ADHD)と共に、HSPも世間的に注目されてきましたが、HSPの気質は診断名ではないため、グレーゾーンとして一部含みを持たせて扱われている実態は、裏を返せば、その特性には多くの前向きな可能性が含まれていることでもあります。

現代のメンタルサポートは、HSPの方にとっても「自分らしく生きる道」を広げ、新たな価値創造につながるものです。

そうであれば、その能力を十分に引き出す手段として、HSP専門のコーチングは、多くの付加価値を開花させる手段であり、そこから形成されるフィールドが、さらに新たな価値の創造へとつながるのではないか…そう、考えたことが看護教員がHSPコーチングを始めた理由です。

「人生100年時代における、ケアの専門家としての新たな使命」

私たちケアの専門家は、病院という枠を越えて、その活躍の場や対象をもっと広げていくべきだと考えています。人生100年と言われる現代において、ウェルビーイング(Well-being)や生活の質(QOL)を維持発展させることは、看護師にとって大切な役割です。私たちは、単に健康を支えるだけでなく、メンタル面を含め「その人らしい自尊心のある人生」を実現するサポートが必要とされる時代に来ています。

顕在意識と潜在意識の関係:自分の内面を理解することの大切さ

人の意識には、3~5%を占める「顕在意識」と、95~97%に及ぶ「潜在意識」があります。この大半を占める無意識が実生活に大きな影響を及ぼしているため、「意識を変えれば行動が変わり、未来が変わる」とよく言われます。

「人の心と身体は一体」

私たちEmbraceでは、「人の心と身体は一体である」という視点を大切にし、クライアントのメンタルケアが健康な身体から、その人らしく生きるライフスタイル全体に良い影響をもたらすと認識しています。

Embraceが提供する「自尊心のある人生」へのメンタルフォロー

私たちのメンタルフォローは、老若男女すべての世代が「自分らしく生き抜く」ための伴走者であることです。こうした考えのもと、私自身の経験からHSP専門のコーチカウンセラーを始めました。

HSP(繊細気質)の特性を持つ方々が、自分らしい人生を生き、在りたい姿を実現し、可能性を広げられるようサポートすることがEmbraceの願いです。

Embraceでは、HSPの特性を生かしたい方、自分の可能性を広げたい方、自分らしい人生を歩みたい方に向けて、自己実現をサポートするための実践的なサポートを提供しています。

Embrace – HSP専門の自己実現サポート

Embraceは、HSP(繊細気質)を持つ方が「自分らしい人生」を歩むための専門的なコーチング・カウンセリングサービスです。看護教員としての経験をもつ専門コーチが、HSPの特性を理解し、丁寧に寄り添いながら、自己受容・自分軸の強化・自己実現のプロセスを支援いたします。

《 Embraceの特徴 》

1. エンブレイスHSPキャリアメソッド
 HSP特有の気質を活かしながらキャリアを築くために、HSP専門の視点から「自己理解」「自己成長」「キャリア設計」をサポートする独自メソッドを提供しています。これにより、HSPの方が「自分らしいキャリア」を実現できる具体的な道筋をサポートいたします。

2. HSPに特化したサポート
 HSPの気質や悩みに深く共感し、その特性を理解する専門のコーチが、HSPならではの悩みに寄り添いながら対応します。

3. 自己実現に向けたマインドセット強化
 顕在意識だけでなく、無意識に働きかけることで、内面から変化を促し、未来を切り拓くための土台を築きます。

4. じっくりと向き合えるコーチングカウンセリング
 Embraceは、心のケアと実践的なスキルを組み合わせ、HSPの方が自分のペースで自信をもって歩んでいけるようお手伝いします。

自分を知り、自分らしい人生を実現したい方へ
「自分らしく生きることに不安がある」「自分の可能性を広げたい」と感じている方は、ぜひEmbraceの体験セッションにお越しください。HSP専門コーチが、あなたのペースに合わせたサポートで、新しい一歩を踏み出すお手伝いをいたします。

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