目次
過ぎ行く時
あと、どのくらい
私は花を咲かせていられる?
続く長雨、気温の変化
時折吹き付ける風に耐えて
それでも増える
散りゆく花びら
これも、運命
分かっているけど
雨の中
あなたが足を止めて
眺めてくれる
この愛しい時を
もう少しだけ
感じていたい
だから
地面に落ちた花弁を
寂しそうに見つめないで
私は今が一番幸せ
過ぎ行く今も
あなたと出逢えた
奇跡に感謝
私はね
そう、思っている
評価基準
自由に伸びることは
許されない
剪定される花
見た目や形を
整えてこそ
美しい花と
評価される
物言わぬ
花の意思は
無視されて
端から
持ち合わせていないと
いうように
美しいという価値観
効率的という基準
人が決めた
枠組みに従って
生きるが定め
花にだって
心はあるのに
疑心暗鬼
愛されてることを
信じている時
気持ちは
常に前向きで
鮮やかな色の世界を
生きている
愛されてることを
疑う時
周囲はすべて色を失い
モノクロの世界に
覆われていく
疑う心の底には何がある?
不安に怯え
うずくまる私
そっと
自分を抱きしめてみる
大丈夫、大丈夫
今、しばらく
こうしているから
自分に自信がないから
不安になるの
そうだよね
全部、わかっているよ
これが
疑心暗鬼の正体だって
乙女の純心
愛する人と
出逢えることは
すごいことよね~って
目を輝かせ
大人びた口調で
熱く語る貴女に
何て言葉を
返そうか…
まっさらで素直な心が
眩しくて
頷きながら
思案してる
銀座から見えた月
どこの場所から
見上げても
何時だって
そこに在る
見えなくなるのは
私の心が曇る時
豊かさ
豊かさって
お金やポジション
見栄えの良い世間体
限定されたコミュニティ
これらを必死で
維持する事ではなくて
常に周囲を優先して
自分を抑えた他人軸が
幸せだと錯覚して
生きる事でもなくて
ありのままの自分を
ありのままに受け入れて
今に感謝しながら
自分らしく笑えること
見失った自分軸を
取り戻して
自分の心を自分が
愛で充たしていること
そういう豊かさが
幸せの和を広げる
この頃ね
そう、思っているんだ
抵抗波動
世の中には
やりきれない
理不尽なこと
そう思うこと
沢山あって
無力感に苛まれると
身動きすら取れなくなって
でも
見方を変えれば
それは全て
自分が引き寄せた現実
そう
理解もしているけど
すんなりと 受け入れられない
割りきって 切り替えられない
小さな
キャパシティ
人はどこまで貪欲で
厄介な思考を
持ち合わせているのだろ
深いため息
天を仰いで
同時に深呼吸
それも含めて
自己肯定していく
小さい自分
それもまた
「私」なのだ…と
「強さ」って何だろう?
そんなにね
強くはないのです
ホッとしたら
涙が止まらないし
先を思ったら
不安になるし
どうしようって
グルグルするし
でも、いつか言ったよね
雨はどうして降るのかと
あれこれ悩んでも
結局、雨は降るんだと
私ね、なるほどって
思ったの
だから今
出きることを
精一杯
自分らしく
生きていこう
そう…思って
前を向いてる
出逢い
選ばれるも
選ばれないも
それは時の運
引き寄せている
具現化のプロセス
思い通りにならないと
ちょっぴり
切ない時もあるけど
あとになって
その意味を知ることもある
だから
悲しい顔をしないで
拒否されたと
下を向かずに
これから
どんな出会いが
待っているのか
どんなストーリーが
始まるのかと
ワクワクしながら
上を向こう
夢を現実化する為の
タイムラグ
ほら、あなたを見て
ニッコリと
足を止めたあの人は
昨日の夢で
逢った人かも