HSPがコーチングを受けるメリットは、他人軸からの解放と本来の自分に出会うこと

こんにちは。

HSP専門コーチ・カウンセラーのemiです。

今回はHSPの「ポテンシャル」に焦点を当て、コーチングやカウンセリングでどのようにそれらを引き出していくのかお伝えします。実際に相談してみたいけど迷われている方、興味はあるけど・・・の方々に、何か少しでもお役に立つ情報となれば幸いです。

目次

「ストレス税」とは、HSP気質の人が無意識に抱える「不足感」や「不安感」に比例して、それらを物質的な代償で解消するために支払う金額について、Embraceが独自にネーミングしたものです。

以下のような支出に心当たりはないでしょうか?

  • 職場や友人との飲み会など、行きたくなくても参加している
  • 周囲へのお返しやお土産に必要以上の金額を使ってしまう
  • ネットショッピングでつい無駄な買い物をしてしまう
  • 飲酒・喫煙など嗜好品がやめられない
  • 見栄を良くするためにブランド品を購入してしまう

買い物などへの散財は一般的にも「ストレス解消」の代償として知られていますが、HSPの場合は、その中でも特に、他者に気遣うことへの支払いが大きいことが特徴です。

その理由としては、潜在的な「未充足」感を充たすために他者からの承認欲求を必要とするHSPにとっては、それらを「ストレス税」とは意識せずに、負担を感じつつも払い続けてしまうというものです。

そのような状態を気づけば当たり前のように続けていることで、負担額として換算すればHSPが「ストレス税」として支払う金額は決して少なくないことでしょう。

「大切な人のためなら、躊躇わない」

さらに、HSPは自身の傾向に加えて、自分の事よりも「他者」の「ストレス税」を優先して「納税」する傾向も強いため、多重納税者が珍しくありません。

身近な事例として、私自身は自宅でコンビニエンスストアのドリップコーヒー(10袋298円)を好んで飲んでいたとしても、勉強はスターバックスですると捗るという娘には、頼まれなくてもLINEギフトで10倍もするスタバチケット(6回分3000円)を購入してしまう…等です。

そのことで、娘のストレスが軽減できるのなら何の躊躇いもなく、相手のストレスを解消してあげる為の代金を支払ってしまうのが…HSP気質の母だったりするのです(笑)

これらは一概に、良い悪いとラベリングできるものではありませんが、HSPは他者のストレスも自分が受けているように感じる共感性が強いこともあり、そこに感じる「ストレス」を自分の根底にある「未充足」と結びつけ、先に述べた「承認欲求」も加わり、精神的安定を保とうとする傾向があることも理解しておきましょう。

また、このような「ストレス税」の無自覚な負荷が続いていると、いつも他者を優先させて自分のことは後回しになってしまうために、自己実現に向けた精神的・物質的なエネルギーを集中させることが出来ずに、自分の中に埋もれている「ポテンシャル」にまで目を向けることは難しいとも言えます。

HSPが自分らしく「自己実現」に向かって歩み始めるには、このような気質を踏まえた上で無自覚な「ストレス」の把握と、他者を優先する「他人軸」を自覚することに意識を向けていくことが大切です。

2.自己受容を進めて自己肯定感を高める

「私は、わたし…だ」

一般的に自己受容といっても、何をどのように受け入れるのか、その解釈は様々にありますが、ここでは具体的な3つの承認欲求を自己受容に置き換えて理解を深めたいと思います。

<自己受容3つの種類>

  1. 行動に基づいた承認(他者のために動く、社会的貢献など)
  2. 所有に基づいた承認(学歴、所有物、社会的地位や立場など)
  3. 無条件に自分を承認(ありのままの自分)

これらは、一般的な自己受容の概念ではありますが、他人軸優位で生きるHSPにとっては、これらの種類を区別して、今、自分は何を承認してほしいと願っているのかその思いを自己認識することが重要です。

①と②はいずれも何かしらの“条件付き承認”です。

HSPの場合は特に①において、自己犠牲をベースにした他者を喜ばせるための行動がこれにあたります。

②の欲求は、もっと自分をよく見せたいと外見的なものから社会的ステータスに至るまで、自分のプライドを維持するために身に纏うものです。

③は“無条件の承認”です。

これが、自分らしさを封じ込めて生きてきたHSPにとって最も重要な承認であり、唯一自分にしかできない自己受容でもあります。

これら3つの承認欲求と向き合い、自分で自分を充たしてしていくことで、「自分はありのままでいい」という自己肯定感も自然と安定し、高まることになります。

自己のポテンシャルは、この安定した感情をベースとして、ようやく自分の内面に目が向けれるようになり、引き出されるのです。

HSPの特性を持つ方が、自分のポテンシャルを最大限に引き出し、真に自分らしく生きるためにはどうすれば良いのでしょうか?HSPが持つ潜在的な才能や能力は、適切な環境と方法で引き出されることで、社会や個人の成長に大きく貢献する可能性があります。

ポテンシャルとは、英語で「潜在能力」を示し、将来に発揮・開花する能力や可能性、表面化していない才能や資質を意味する言葉です。

以下に、HSPがポテンシャルを開花させるための具体的な4つのポイントをご紹介します。

1.他人軸から自分軸へのマインドシフト

HSPの方は、周囲の意見や感情に敏感で、他人の価値観に影響されやすい傾向があります。しかし、自分の可能性を最大限に活かすためには、「自分軸」に基づいたマインドセットが不可欠です。他人の期待に応えるのではなく、自分が本当に大切にしたい価値観や目標を優先し、それに沿って意思決定を行うことで、自分らしい生き方が可能になります。自分軸を確立することで、周囲に流されることなく、自分の選択に自信を持てるようになり、より強い意志と自己成長が促進されます。

2.ネガティブな思考パターンの自覚と改善

HSPの方は敏感であるため、時に自分を責めたり、状況を悲観的に捉える傾向があるかもしれません。まずは、このようなネガティブな思考パターンがどのように生じるのかを自覚することが大切です。その上で、客観的に自分を見つめ、感情を適切にコントロールする方法を学びましょう。例えば、日記を書いたり、ポジティブな面を意識的に見つける練習を通じて、思考をリフレーミングし、自己肯定感を高めることが効果的です。

3.自分にとって心地よい環境を整える

HSPの方にとって、過剰なストレスや刺激はパフォーマンスを低下させる原因となります。そのため、自分にとって心地よい環境を整えることがポテンシャルを引き出すための土台となります。例えば、静かで集中できる場所を確保したり、疲れた時にはリフレッシュできる時間を設けることが大切です。人間関係も大切で、自分を理解してくれる人とのつながりを大切にし、心からリラックスできる空間や相手と共に過ごすことで、自分らしい姿で能力を発揮できる環境が整います。

4.新たな挑戦に伴う不安を克服する

HSPの方は、変化や挑戦に対して不安を感じやすい傾向がありますが、自己成長のためには新たな挑戦が必要不可欠です。この不安を克服するためには、少しずつでも行動を起こし、自分の限界を広げていくことが大切です。不安を感じたとしても、それを受け入れつつ小さな目標を立てて達成することで、自己効力感が高まり、不安に打ち勝つ自信が身につきます。また、専門家のコンサルテーションやHSPに特化した起業支援などを活用することも、安心して挑戦を続けるための助けとなります。

「自分軸を身につけたい」

私自身も自分軸で生きようと自覚して凡そ3年間は一人でもがいていた経験がありますが、いずれもその場限りの感情を落ち着けるだけで、それ以上の現実的な変化にまでつなげることが出来ずにいた経験があります。

しかし、そのような時にHSPの性質を踏まえた起業支援のコンサルテーションを受ける機会を得て、自己のポテンシャルを引き出し、自分らしさを追求した延長線上に現在の自分が存在しています。

ここまで、HSPのポテンシャルを引き出すために必要なことについて述べてきましたが、いかがだったでしょうか。

HSPにとって、ポテンシャル引き出すセッションとは、これらの過敏気質、繊細な感性などの特性を理解した上で、個々の状況をふまえながら、クライアントが見たい景色、在りたい自分の姿を手にする場所まで共に伴走することです。

本気で自分を変えたい、自己実現に向けて歩み出したいと思われている方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。

さらに、そのようなセッションが展開できることに加えて、フィーリングとして感性や波長を共有できる専門家を見極めることも、重要な要素であることは言うまでもありません。

このような一つひとつの積み重ねが、HSPの特性を活かし、深く埋もれたポテンシャルを引き出すことにつながるのです。

さらに大人HSPがコーチングやカウンセリングを受けにくい、なかなか相談しにくいと感じる理由につきましては、別の記事で詳しくご紹介していますので、以下のリンクをクリックして読んでみてくださいね。

Embraceが提供するHSPコーチングは「繊細気質に特化」している

Embraceは、HSP特有の繊細な気質を理解した専門的なコーチングサービスを提供しています。HSPの方が「ありのままの自分」と向き合いながら、自信と心の安定を取り戻し、理想の未来を実現できるようサポートします。EmbraceのHSPコーチングは、無理のないペースで進められる3か月のプログラム(計6回セッション)を基本とし、一人ひとりに合わせたサポート体制を強みとしています。

3か月間を設ける理由としましては、HSPの特性を踏まえると途中で思い悩んだり、思うようにならず落ち込むことなどがあるかもしれませんが、その中でも「自分のペース」を掴んでいくこと、また体力面でのトレーニングと同じように、「マインドセット」にもステップアップの段階を得て醸成する期間が必要と考えているからです。

「自分らしいマインド」の基盤を構築することが出来れば、その先で挫けそうになる事があったとしても、自己の傾向を踏まえた上で、現状を客観的に捉えて自分軸で立ち上がり、歩み続ける事ができます。

さらにEmbraceでは、クライアントの状況やペースに合わせ、必要に応じてカウンセリングやティーチングも取り入れ、一人ひとりにカスタマイズしたサポートを提供します。また、セッション期間終了後も、必要に応じたアフターフォローを行い、長期的なサポートで理想の未来をサポートします。

EmbraceのHSPコーチングの5つの特徴

  1. HSP特性に寄り添ったペース設計
    • HSPの方は途中で思い悩んだり、予期せぬ感情の揺れを感じることも多いため、Embraceでは無理のないペースで自己成長を促進することを大切にしています。心の成長には時間が必要であり、3か月という期間で「自分らしいマインド」の基盤を整えていきます。
  2. 一人ひとりに合わせたカスタマイズサポート
    • クライアントごとの悩みやペースに応じて、必要に応じてカウンセリングやティーチングを組み合わせたオーダーメイドのアプローチを行います。心の状態や現状の課題に合わせた最適な方法で支援し、あなたの特性を強みへと引き出します。
  3. 自己肯定感を高めるためのマインドセット形成
    • Embraceでは、HSPが抱えがちな自己批判や不安感から解放され、自分自身を肯定できるようなマインドセットの構築を目指します。「自分らしさ」に対する自信を育むことで、これからの人生のさまざまなシーンで自分の軸を保ち、前向きに進む力を手に入れます。
  4. セッション期間終了後もアフターフォロー
    • Embraceは短期的な成果だけでなく、長期的な心の成長を大切に考えています。セッション終了後も、必要に応じてアフターフォローを提供し、HSP特有の揺らぎやすい気持ちをしっかりと支えます。
  5. 心と体の両面を整えるサポート
    • HSPの方が「見たい景色」にたどり着くためには、心のサポートだけでなく、日常生活におけるストレス管理や健康のバランスも重要です。Embraceは一貫したサポートにより、心と体の両方を整え、HSP特有の強みを発揮できる状態へと導きます。

無料体験セッションのご案内

「HSPコーチングを受けてみたいけれど、自分に合うか分からない…」とお考えの方には、60分の無料体験セッションをご用意しています。コーチとの相性やサポート内容を実際に体験し、自分にとって最適なコーチングであるかを確認するチャンスです。Embraceでは、無理な勧誘は行わず、クライアントが安心してご利用いただける環境を整えています。

Embraceで、HSPとしての自分らしさを尊重しながら、強みを活かして前向きな人生を歩みませんか?公式サイトから詳細をご確認いただき、あなたの新たな一歩を踏み出しましょう。

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