「もし、○○だったらどうしよう…」
HSPには、何か物事に取り組む前に、必ず頭に浮かぶ言葉があります。
そう一人で考え過ぎて半ばパニックのようになってしまうのも、繊細さんの特徴の一つです。
HSPの特性は「自己肯定感」が低く、「不安感」が強いこと
HSP(Highly Sensitive Person)とは、米国の心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念から名づけられたもので、神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人のことを言います。
また、下記の「DOES(ダズ)」と呼ばれる4つの特徴を併せ持ってることが特徴です。
D (Depth of Processing)何事も様々な角度からじっくり深く考える。
O (Overstimulation)様々な外界からの刺激に敏感で反応しやすい。
E (Emotional Reactivity and Empathy)他者に感情移入して反応、共感しやすく自分も同じような気分になる。
S (Sensing the Subtle)五感の鋭さを持っており、些細なことが気になり、感情などの小さな変化にも気づく。
「何だか怖くて、これ以上は進めない」
せっかくやりたい事があっても、次のステップを踏むチャンスだと分かっていても、漠然とした不安感に囚われると自分自身に自信が持てないこともあり、怖くて一歩も踏み出せなくなる…。
今回は、そのような「自己肯定感」が低く、不安感に覆われて、思うように行動に移せないHSPの傾向と対策についてお伝えしようと思います。
現在、まさにそのような身動きが取れない状況にいらっしゃる方、なかなか行動に移せずに足踏みしている現状が続いている方々のお役に立つ情報となれば幸いです。
自分の中に「迷い」があると、先には進めない
「こんなに高い金額を払って、本当に価値があるのだろうか?」
私自身の経験におきましても、大きな組織を離れて自由に働きたいと思い模索する日々の中で、コーチングやコンサルタントの選定に1年近く迷った経験があります。
特にコンサルタントでは、ネット上では費用が開示させれておらず、必ず無料講座に参加しないとその先の値段を知ることが出来ない仕組みが殆どだったこと、その費用が高額であればあるほど、事前講座やメルマガ登録などでの誘導は手厚いものの、心理的な懐柔に違和感を感じてしまい、いったい自分は「何をしたいか」「どうしたらいいか」の方向性を決められず混乱することもしばしばありました。
「半年のグループワークと、個別の相談会付きです!」
半年間のグループワーク講座に、単発のコンサルが1回入り〇〇万円!それが今なら割引になります!と言われてその場で即決を迫られても、一般的な会社員の私にとってはとても高額なものが多く、そこまで自分の「腹」が決まらないことで、「自分は優柔不断なのか?」「自分には無理なのかもしれない」と一人思い悩む時期が続きました。
周囲に相談できなかったのは、今の安定した職場を辞めるのは「勿体ない」と反対されることに予防線を張っていたこと、「独立なんて大変だよ」と言われるのが嫌だったからです。
「決断できないあなただから、変われない」
高額コンサルタントのごもっともなフレーズに余計に落ち込み、諦めの気持ちを抱くことも一人で悩み続けることに拍車をかけました。
そして同時に、これらの経験から学んだことは、とてもシンプルな事ではありますが・・・
「迷いがあると物事は、決断が出来ない」
という事です。
また当時は、自分自身がHSPという気質を持っていると知らずに、その特性として、深く考え過ぎてしまう傾向がよけいに悩みを深くし、良くも悪くも停滞してしまう「足枷」となっていたことも痛手でした。
高額な費用をかけても、グループワークでは手厚い指導は受けられないのではないか?
実際の運用は他のスタッフがメインで主催者のコンサルタントは単発で介入とはどういうこと?
講師やメンバーとの人間関係は大丈夫だろうか?
等など…私の中では様々な疑問が沸き起こり、とにかく腑に落ちない。
それでも独立したいから、専門家のサポートが必要…でも納得出来ないから、どうしよう。
頭の中でグルグル回る思考を繰り返していました。
「迷う」事は決して悪いことでも間違った事でもありません。むしろ、だからこそ疑問点について勉強したり、情報を集めたりして自分なりに成長しようとする原動力にもなります。
ただ、ここでHSPが自己否定のネガティブループに落ちないために、大切なことが2つあります。
1.自分が今「迷っている」ことに気づくこと
2.「何に」迷っているかを明確にすること
HSPは、深く洞察する能力があるので、このように客観的に意識を向けると混乱している意識がクリアになることも多いと感じます。
いずれにしても、先に進めない時には、自分の中に生じている「迷い」を客観的に受け止めて、具体化することが重要だと言えるでしょう。
HSPが行動するためには、タイミングと直感力を意識する
「今だと思う、私はこれがいい!」
五感に加えて第六感も過敏なHSPは、その感覚を大切にして欲しいと思います。
その後、私自身は1年近く悩む中で、たまたまネットで見つけた素朴な印象のコンサルタント、表現として使われている言葉に親和性を感じて、気づけば無料体験を申し込み、翌日には申し込みを終えていたという経験につながります。
あれだけ思い悩んでいたのに、決める時は意外と早かった(笑)
自分としても驚きでした。
決め手は何か?
* 全体のフィーリング
* 費用
* 個人セッションであること
* 感じる人柄
そして、後々分かったことですが、HSPの特性に配慮したコーチングも含まれていたことに、驚きは倍になりました(笑)
勿論、コンサルタントの方も私がゴリゴリのHSPだとその時は気づかなかったようですが、何となくその傾向はあると感じていたとのこと。
ご縁は全てタイミングとフィーリング。
このように、後で全ての伏線が回収出来ることも、引き寄せるタイミングとHSPの無意識に鋭い直感力の賜物だと思わずにはいられません。
HSPが専門外でコーチングを受ける3つのデメリット
HSPが専門外でコーチングを受けるまたは自力だけで自己変革する3つのデメリットについてお伝えします。
1.通常のコーチングサービスでは、HSPの特性や傾向に配慮ができない
繊細気質ではない方にとって、「これぐらいの事はできるだろう」という範疇のことでも、HSPにとってはかなり苦しいことが多くあります。例えば、苦手な先輩や上司を野菜やユニークな動物に見立ててこちらから話しかけてみようとか、細かいことは気にせずにスルーする等と言われても、おそらく実践には繋がらないでしょう。そのような表面的な誤魔化しでは、HSPの敏感な五感センサーは鈍化しないからです。そのために、HSPの特性や傾向を踏まえた上で受けるアドバイスでないと、できない自分に余計なプレッシャーを与えることにもなりかねません。
2.客観的な気づきを得られないと、感情に左右されてしまい前に進むことができない
身の回りで起こる様々な場面に、一喜一憂してしまいがちなHSPは、感情の揺れ幅が大きい傾向にあります。そのような時に、広い視座でその状況を捉えて、柔軟な視点からモノの見方を変えて見れるような客観的な気づきがないと、同じような「負」のループが繰り返されることになります。それは、無意識の固定観念や思考のクセでもあるため、自分一人で切り替えていくことが難しいのです。HSPの特性に沿ったアプローチで客観的な気づきを思考の転換へとつなぐことが出来てはじめて、自ら一歩づつ前進していくことが可能となるのです。
3.HSPの「思考の転換」「マインドセット」には一定の時間と専門性が必要となる
現実は自分のマインドによって意味づけられ、変化していきます。さらにマインドは自分の無意識下にある思考のクセや価値観から影響を受けますので、その核となるマインドチェンジには、体力づくりと同じように、ある程度の時間とHSP特有の感覚と共感性に配慮した専門的な働きかけが必要となります。
HSPコーチングを受けるメリットは「自分らしさに自信が持てる」ようになる
「ところで、コーチングって何をしてくれるの?」
繊細なHSP気質の方々は、仕事のことや将来の事、自身のキャリアアップについて、また家族や友人など人間関係について、日々の生活の中で様々な問題を一人で抱えて奮闘されている方も多いと思います。
いつもは「人のため」を優先するのに、悩み事となると、他者にはなかなか相談できない。
HSPに特化したコーチングは、HSP特有の繊細な気質や抱えがちな不安や葛藤を理解した上で、「自分らしさ」や「自己受容」を大切にしたサポートを提供します。「HSPとして、日常生活での問題を解決する力を育てたい」「自分に合ったキャリアを築きたい」といった想いをお持ちの方にとって、HSPコーチングは心強い支援になります。ここでは、HSPコーチングを受けるメリットを10個ご紹介します。
HSPコーチングを受けるメリット10選
1.自分の思考のクセに気づける
HSP特有の深く考えすぎる思考や不安、自己批判に陥りやすい傾向に気づき、不要なパターンを手放すサポートを受けられます。
2.自己受容と自己肯定感の向上
ありのままの自分」を受け入れるための方法を学び、自己肯定感を高めることで心が軽くなり、自信を持って生活できるようになります。
3.人間関係の悩みを解決する力を育てる
家族や職場での人間関係の中で感じるストレスやプレッシャーに対処し、自分の意見を伝える力を育てます。
4.他人の目を気にしすぎないマインドセットを養う
周りの期待に応えようとするHSPの傾向を和らげ、自分の考えや感じ方を尊重するマインドを構築します。
5.自分のキャリアを見つめ直す
「自分にとっての理想の働き方」や「自分らしいキャリア」を見つけ、HSPに合ったキャリアプランを明確にします。
6.無意識の不安や我慢を解消する
不安や自分の気持ちを我慢しがちなHSPにとって、心の奥にある悩みを解放し、心身のバランスを整えます。
7.問題解決力の向上
仕事や日常生活の課題を、自分に合った方法で解決していく力を養い、自信を持って前に進むサポートを受けられます。
8.ポジティブな自己イメージの構築
自分の繊細さや共感力を「弱み」ではなく「強み」として生かし、ポジティブな自己イメージを持つ手助けをします。
9.不安に負けない心の強さを育てる
「挫けそうな時に立ち上がる力」や、「不安や迷いを乗り越える強さ」を少しずつ身に付け、前向きな姿勢を育てます。
10.自分らしい「ペース」を見つける
繊細な気質に合わせ、無理のないペースで自己成長ができるようなサポートが受けられます。
Embraceが提供するHSPコーチングは「繊細気質に特化」している
Embraceは、HSP特有の繊細な気質を理解した専門的なコーチングサービスを提供しています。HSPの方が「ありのままの自分」と向き合いながら、自信と心の安定を取り戻し、理想の未来を実現できるようサポートします。EmbraceのHSPコーチングは、無理のないペースで進められる3か月のプログラム(計6回セッション)を基本とし、一人ひとりに合わせたサポート体制を強みとしています。
3か月間を設ける理由としましては、HSPの特性を踏まえると途中で思い悩んだり、思うようにならず落ち込むことなどがあるかもしれませんが、その中でも「自分のペース」を掴んでいくこと、また体力面でのトレーニングと同じように、「マインドセット」にもステップアップの段階を得て醸成する期間が必要と考えているからです。
「自分らしいマインド」の基盤を構築することが出来れば、その先で挫けそうになる事があったとしても、自己の傾向を踏まえた上で、現状を客観的に捉えて自分軸で立ち上がり、歩み続ける事ができます。
さらにEmbraceでは、クライアントの状況やペースに合わせ、必要に応じてカウンセリングやティーチングも取り入れ、一人ひとりにカスタマイズしたサポートを提供します。また、セッション期間終了後も、必要に応じたアフターフォローを行い、長期的なサポートで理想の未来をサポートします。
EmbraceのHSPコーチングの5つの特徴
- HSP特性に寄り添ったペース設計
- HSPの方は途中で思い悩んだり、予期せぬ感情の揺れを感じることも多いため、Embraceでは無理のないペースで自己成長を促進することを大切にしています。心の成長には時間が必要であり、3か月という期間で「自分らしいマインド」の基盤を整えていきます。
- 一人ひとりに合わせたカスタマイズサポート
- クライアントごとの悩みやペースに応じて、必要に応じてカウンセリングやティーチングを組み合わせたオーダーメイドのアプローチを行います。心の状態や現状の課題に合わせた最適な方法で支援し、あなたの特性を強みへと引き出します。
- 自己肯定感を高めるためのマインドセット形成
- Embraceでは、HSPが抱えがちな自己批判や不安感から解放され、自分自身を肯定できるようなマインドセットの構築を目指します。「自分らしさ」に対する自信を育むことで、これからの人生のさまざまなシーンで自分の軸を保ち、前向きに進む力を手に入れます。
- セッション期間終了後もアフターフォロー
- Embraceは短期的な成果だけでなく、長期的な心の成長を大切に考えています。セッション終了後も、必要に応じてアフターフォローを提供し、HSP特有の揺らぎやすい気持ちをしっかりと支えます。
- 心と体の両面を整えるサポート
- HSPの方が「見たい景色」にたどり着くためには、心のサポートだけでなく、日常生活におけるストレス管理や健康のバランスも重要です。Embraceは一貫したサポートにより、心と体の両方を整え、HSP特有の強みを発揮できる状態へと導きます。
無料体験セッションのご案内
「HSPコーチングを受けてみたいけれど、自分に合うか分からない…」とお考えの方には、60分の無料体験セッションをご用意しています。コーチとの相性やサポート内容を実際に体験し、自分にとって最適なコーチングであるかを確認するチャンスです。Embraceでは、無理な勧誘は行わず、クライアントが安心してご利用いただける環境を整えています。
Embraceで、HSPとしての自分らしさを尊重しながら、強みを活かして前向きな人生を歩みませんか?公式サイトから詳細をご確認いただき、あなたの新たな一歩を踏み出しましょう。