こんにちは。
HSP専門コーチ・カウンセラーのemiです。
「また今日も残業… 睡眠時間が減ってしまう」 「週の中ほどで既にヘトヘト、あと数日持たないかも…」
HSP(Highly Sensitive Person)は、人一倍周囲に気を配り、全力で物事に取り組む方が多いものです。そのため、仕事や日常で疲労が溜まりやすく、休む暇もないことが多いですよね。
そんなHSPの皆さんに、私が実際に愛用している、簡単かつ効果的に心と体をリフレッシュさせる5つのアイテムをご紹介します。ぜひ、日々のセルフケアに取り入れてみてください。
1.癒しのアロママッサージオイルを見つけよう
アロマオイルとは、植物のエキスが詰まった自然のオイルを言いますが、マッサージにホホバオイル等と混合されたものが、アロママッサージオイルです。
アロママッサージオイルはラベンダーやローズなど多種多様な香りやサイズのもが多く売られていますので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
嗅覚が過敏なHSPは、その時の身体の状態によって「心地よく」感じる香りが変化することもよくありますので、私自身はあまりサイズの大きなボトルは選ばないようにして、飽きたころには終わるサイズのものをいくつか用意してその時々の状態に合わせて使っています。
香りとしては、自分好みの柑橘系、ラベンダー、フランキンセンスの3種類を揃えていて、その時の気分で使い分けるとよいでしょう。
アロマオイルの種類は、フローラル系、柑橘系、ハーブ系、エキゾチック系、樹脂系などに大別されています。
いくつか、代表的な香りと効能を挙げてみますので、参考にしてみてください🌸
フローラル系:ラベンダー…優れた鎮静作用、緊張をほぐし自律神経を整える
ゼラニウム…不安やイライラを鎮め、生理前や更年期の揺らぎを抑える
ローズ…気持ちを高揚させ多幸感を与え、緊張をほぐす
柑橘系:レモン…集中力を高め、殺菌作用があり、皮膚の引き締め作用
オレンジ…イライラや不眠の改善、食用増進作用
グレープフルーツ…気分をリフレッシュさせて、交感神経を優位にする、抑うつ改善に作用
ベルガモット…気持ちの鎮静と高揚感のバランスを整える
レモングラス…気持ちを落ち着かせ、前向きにする、皮脂分泌を整える
ハーブ系:ローズマリー…活力の向上、記憶力や集中力を高める
クラリセージ…高揚感、陶酔感を与え、全身をリラックスさせる
樹脂系:フランキンセンス…心の平穏を保ち、不安を和らげる
ベイゾン…幸福感を与え、悲しみを和らげる
お風呂あがり、就寝前などに足のつま先から大腿部にかけて、手指から上腕にかけてゆっくり大きなストロークを描くようにオイルを伸ばしていきます。
ここでのポイントは、末梢⇒中枢へ(指先から身体の中心へ)
足の先や手の先から身体の中心部へ向かってマッサージすることで、血液の循環が良くなり、身体の緊張がほぐれてリラックス状態へと変化します。
一日の疲れた身体に感謝しながら、ゆっくりと末梢から中枢へストローク…ぜひ、試してみてください。
2.寝心地の良い寝具を整えて、素材は洗えるものを選ぼう
寝具と一言でいってもその種類は豊富にありますが、HSPにとっては「匂い」「肌ざわり」が重要なポイントになります。
嗅覚過敏で匂いにこだわりが強い私自身は、すべて洗える寝具を愛用していて、すぐにコインランドリーでまとめて洗えることが利点と思っています。
また、触感として自分が触って気持ちがいいと感じるシーツやタオルケット、毛布のセレクトに包まれて眠る感覚は良眠へつながります。
頂き物だから、実家から送られてきたからと自分の好みではない寝具をお使いの方は、ぜひ一度見直しをされてみてはいかがでしょうか。
高価なものでなくても、手軽に洗えて肌触りの良い寝具は意外と身近な量販店(ニトリ、イオンなど)でも手に入れることができますので、チェックしてみてください。
3.自分好みの入浴剤を入れて「湯船」にしっかり浸ろう
現代社会、入浴=シャワーで済ませる人が増えています。
時間的にも対費用効果としてもシャワーは便利だと思いますが、身体に疲れを感じたときは、ぜひ湯船にお湯をはって入浴することをおススメします!
HSPの過度の緊張で強張った身体は、湯船に浸かると循環も良くなり、筋肉の硬直も緩和されます。さらに、入浴剤など「気持ちの良い香り」の嗅覚刺激も加えることで、よりリラックス効果は促進されます。
私自身は、休日の楽しみとして午前中にゆっくりと好みの入浴剤を入れて湯船に浸かることが好きです。
その時々に合わせて、泡の出る錠剤を入れたり、ソルト剤を使い分けています。
ちなみに近頃の私お気に入りは「炭酸力のバブ ラベンダー」と「クナイプ グーテナハト」♪
身近で手に入るご自分のお気に入りの入浴剤を見つけて、ぜひ、ゆっくりと湯船に浸かってくださいね!
4.周波数入りの音楽(396㎐・528㎐など)を取り入れてみよう♪
HSPの性質として、聴覚過敏は特に疲労度が高いと個人的には感じています。
今日も、帰り道で爆音を出して通り過ぎるバイクのエンジン音を不快に感じて、
「世の中には不快な音が多過ぎる」
と思ってしまう自分がいました。
しかし、この聴覚も「音楽」を聴くという点に関しては、情感深く感じ取れるメリットと背中合わせでもあります。
音楽療法なる治療もしばしば注目されますが、私自身も疲れた時はYouTubeで身体を癒す周波数のある音を好んで聴いています。
代表的なソルフェジオ周波数(Hz:ヘルツ)の効果をいくつかご紹介します。
285Hz:自然治癒力の向上と心身のバランスを整える、大地(地球)とつながる感覚
396Hz:恐怖やトラウマからの解放、不安感情の緩和
528Hz:DNAの修復、細胞の活性化、愛の周波数ともいわれ、YouTubeでも多く扱われている
741Hz:浄化、清々しい気持ちになる、抑制された感情の解放
特に「水」に関連した音が好きなので「湧き水」「波」「川のせせらぎ」などと周波数(396㎐・528㎐)が組み合わされている音をよく聴きます。
音楽も良いですが、たまには少し視点を変えて、周波数の音にもぜひ耳を傾けてみてくださいね (^^♪
5.最強のアイテム!除湿機を活用しよう
一般的にも身体には「不快」に感じる「不快指数」といものがあります。
不快指数とは蒸し暑さを表す指数で、数値が大きいほど不快感も増すといわれていて、特に「湿度」には注意が必要です。
目には見えなくても、私たちの生活には様々な要素が関連しているのですね。
そして、HSPはそれらの不快感を恐らく人一倍敏感に感じ取っているはずです。
職場では周囲への配慮もあり、自分の好きなようにエアコンの温度設定はままならないかもしれませんが、自宅や自分の部屋だけはせめて「快適」な設定にしたいと思うのです。
私自身は、自室にいても不快になると窓を開けることがよくありますが、この「不快指数」を科学的に減らす試みとして除湿機を購入すると、劇的に不快感が半減された経験があります。
不快指数は「湿度」と大きな関係があるからです。
さらにプラズマ効果など、今の家電製品は癒しや健康を意識した商品開発が進んでいますから、どの商品も「除湿」プラス様々なメリットが付与されていることは注目に値すると思います。
そろそろ「梅雨入り」
今日も我が家の「除湿機」はフル稼働で私の癒し空間を維持してくれています!感謝(*^^*)
疲労回復には、心地良い環境を整えることが大切だと意識しよう
疲労回復のアイテムは、いかがだったでしょうか。
HSPにとって、自分が心地の良い環境を整えることは生活していく上でとても大事なことです。
でもそれは、他者に与えてもらうのではく、自分で創り出す工夫をしてこそ、本当の自分にとって心地よい空間になることをお忘れなく…。
季節の変わり目、疲労感をため込まずに上手に発散させたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
さらに「やる気が出ない時」の対処方法につきましては、別の記事で詳しくご紹介していますので、下記のリンクもクリックして読んでいただけると嬉しいです。